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2005.10.08

「容疑者 室井慎次」 ガッツリ感想

ネタバレ有り。

「容疑者 室井慎次」見てきましたよ、と。
公開終了日のレイトショー、つまり完全最終上映に駆け込んできました。

そのせいでMステSP見逃したけど、実家でも録ってたらしいので安心。
溺愛を過ぎてせせらぎに辿り着いた(from 「カーテンコール」by GLAY)ところなので、今は円盤から彼の声さえ届けば幸せです。
そのうちまた溺れるように愛でるんでしょうけど。
そんなこんなを繰り返してかれこれ満9年です。

割と簡単に色んなものにハマるくせに、完全に飽きるってことがほとんどないから、あちこち手を出し続けて貯金は底を尽き、全部が中途半端で、いい加減この性格なんとかしたいんですが――

この「踊る」も、そのひとつで。
好きなものほど、手放しで褒めるのを躊躇ってしまうタチなので、辛口かもしれません。
当たり前ですが主観なので、全ての文に「~だと思います」がついてると思ってください。
感想、バレ等予備知識はほぼゼロの状態で観ました。

まず何より。
室井さんが辞表って!
あ り え な い 。それは。
まずバストダンジョンで……じゃなくて。(コピペネタです)
「青島、約束は果たせそうにない……」
ってコピーは知ってたけど。
組織を変えようとして壁にぶつかるんじゃないんかよ。辞表かよ。あんた間違ってるよ。
事件に大きいも小さいもありません。
しかしそれは現場での話です。
1つの事件の真実を追うために、職を捨てる? 約束を捨てる? 信頼を捨てる?
それは「正義」でも「勇気」でもなく、「無謀」です。
だいたい、告訴されたそもそもの原因だって組織の腐敗から来るものでしょう。
それを変えられるのは室井さんしか居ないのに。
意地でもしがみついて、自分の正義を貫いて、結果的に正しかったことを証明するのが(少なくとも物語としての)スジってもんじゃないですか。
新城がもしもう少しだけ現実的な人間だったら、巨大な組織に敗北して、事件1つ解決して、それですべてが終わってしまうんですよ。この10年近くとその先の全てが。
そういった判断を誤るほど、室井さんはロマンチストでも、バカでもないと思うんですが。
青島に会えないのが寂しくて自暴自棄になってたんですかw
なんていうか、ストーリーが安易とかいう以前の、制作サイドの心意気を疑ってしまうエピソードでした。

観終わった直後の感想は、「え、これで終わり?」。
それぞれの過去、渦巻く上層部の陰謀――
さまざまな複線を消化しきれないままの、あまりにあっけない幕切れでした。
(あるいは私の頭が足りなくて理解し切れていないのかもしれませんが)
「交渉人真下」の犯人の正体丸投げも酷かったけれども、今回も実行犯は話にほぼ絡んでこなかった人物……
不自然に室井を襲ったのみ。(あの時店の中の人間は何してたんだ?)

いや、踊るは探偵ものではなくあくまで警察ドラマなので、推理だとかどんでん返しだとかを期待しすぎるのが間違いだということはわかっています。
しかし、人間ドラマとしてもお粗末過ぎる。
単なる痴情のもつれ、それもバカばっかの。
命が失われた、それを必死で追った、その原因があんなつまらないことで。
その無力感を演出したかったのでしょう。
しかし最後の展開があまりにも唐突で(そして女の子の演技があまりにアレすぎて)、観客が置いてけぼりのままエンディングにもつれ込んでしまったという感じです。
灰島弁護士があんなところでボロ出したのも意味がわからない。都合よすぎ。
あんな程度、自分が無視されただけで混乱したとか……ただのアホでしょうそれ。
いや、ただのアホだったのかもしれませんが。

心配だった新キャラたちも、正直、やっぱり微妙でした。
田中麗奈と哀川翔。
「踊る」の空気じゃないんですよ。
田中麗奈は、こっちが感情移入しないうちに、表情がコロコロ変わるわ、トラウマ描写あるわで、空回りっぽい印象。簡潔に言うとU・ZA・I☆ごめんね。(鵜×財じゃないYO!)
逆に哀川翔は、背景描写が薄く、どんな人物なのか掴めないままで、どうして室井さんに肩入れするのか、が不明確でした。
役者さんたちのせいじゃない……のかなあ。シナリオ?
真矢みきも小泉孝太郎も、筧さんだって途中参戦だけど、初回からちゃんと馴染んでたんで……何が問題なんでしょうね。
先入観のせいだけじゃないとは思います。
まあ、これだけファンのついてる作品(しかも存在自体が賛否両論)で演技するなんて、とても難しく試行錯誤のいることだと思うんで、あまり言わないでおいたほうがいいですか。

代わりといっては何ですが、旧キャラはいい味出してました。
このシリーズがここまで人気が出たのは、ストーリーは勿論ですが、それぞれのキャラが立っていることが大きいと思うんです。

和久さん生きてる!
真下&雪乃さん、結婚オメ。
スリーアミーゴスの出演は嬉しかったですね。
(いや本音を言えばあそこで青島(+すみれさん)が出てきたら言うことなしなんですが……)
あの3人に、あの音楽。
あ、踊るだ! と実感した瞬間でした。むしろ室井のテーマがかかったときよりも。
冷静に考えたら、ファンに媚びんな! ってことなんですけどね。それは言わない約束。

新城さんは多少意味深な態度をとっていたものの、沖田さんとともに、完全に室井さんの見方。
新城が室井を認めてしまったから次作で沖田が登場したはずなのに、いつの間にか仲間に。
うわあ、週ジャンだwww いいけど。

あと、私の中学の同級生のお父さんが、劇場版1作目から出演してるんですが、どんどん出番が増えていってます。「巨塔」の綿貫教授なんですが。素敵なオジサマです。

それでも。
やはり「青島のいない踊る」、という不自然さを最後まで拭えませんでした。
これはスピンオフで踊るではない?
「交渉人」はそれでも無理矢理、納得できました。
しかし踊るというものが青島と室井の物語(腐女子視点抜きでも)である以上、どうしてもね。
制作側の事情が透けて見えるのが、また嫌です。
こればっかりは言ってもどうしようもないですけどね。

あと、段落分けて書く気にもならない疑問点。

・室井はシロか、クロか!? ってアオリは、結局何。
・なんで「被疑者」表記やめたの。
・田中麗奈、圧力かけられたはいいが、それ以降その話が出てこないのは何故。
・津田弁護士の、潜水艦事件後からああなってしまうまでの過程。
・そもそも潜水艦事件ひっぱってるだけで、やらんのか。
・観覧車に乗ってたお偉いさんは何者。
・あの女の子が夜の学校に行っていた訳は。
・あの女の子の生活及び実行犯との関係。
・父親は怪我で入院って、公安がやったんですか。
・テクノカット……

60/100(内スリーアミーゴス20点)、といったところ。だいぶファンの欲目入れて。
「交渉人」のほうが面白いという意見には、賛成しかね……
いや、緊張感はあっちのが上かな。
結論・どっちもどっち。

私は、Rhythm And Policeの流れる、「踊る大走査線」の続編を希望します。
でも、THE MOVIE 2みたいに微妙な出来は嫌。
連ドラ時のような輝きはもう戻らないんでしょうか。
織田裕二の続編嫌いの一端を、なんとなく理解できたような気がします。

↓以下、腐視点感想↓
新×室! 新×室! 新×室!

ヤッベ! 激萌えですよ!!
断言します。
青島がいないからって観るのを渋ってる室井さん萌えの方々。
観なきゃ確実損です!! (上映終わっちゃったけど)

ていうか何があったの新城さん!? (↓反転してね。うろ覚え)

新城「正論を振りかざすから……あなたが嫌いなんです」

新城「室井さんを私に預けてくれませんか」
??「お前に室井が切れるのか?」
新城「切るなら……私の手で」


オォーイオイオイ。
あんたはいつの間にそんな室井さんラヴCHU☆な人間になってしまったのだ。
「室井弐号機」と呼ばれた性格最悪なあんたは何処へ……
さすが室井さん、魔性だわ。
あ、もしかしてエヴァ映画のシンジ×アスカENDに倣って、踊るも弐号機×初号機で〆たとか……(んなわけない)
青島の居ない今が略奪のチャンスですよ!

うーんまあ私としては、もう室井さんの口から青島、て言葉が聞けただけで良しとします。
本当は電話でちょっと弱音吐いてみたりだとか、あのミリタリーコートの後姿、いやコートの端っこだけでも映ったりだとか、織田サンなしでなんとか登場してほしかったんですが。
そんなんなったら萌え喜び度、何倍にも膨れ上がりますよ。
ラストの空港のシーンは来るかなあとも思ったんですけど、やっぱり無理でしたか。

正直、映画の出来以上に、萌えに関しては期待してなかったので(青島いないから)、予想外においしすぎたというか、これだけでわざわざ1200円払って見た甲斐がありました。
腐女子フィルター万歳!!
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はらです(≧Д≦ノ)ノ見たよ~。ようやく昨日、見て参りました。『容疑者 室井慎次』
【へなちょこ見聞録】第11回 容疑者 室井慎次 | henachoco at 2005.10.16 17:28
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